ずっと安心サポーターブログ

アーカイブ: 2020年7月    

  • 2020.07.23

ゴムパッキンのカビ取り

工事課の宇佐美です!

このジト~っとした梅雨時は 特に気になってしまうというか、

たくさん目に入ってくる“カビ”

今回はゴムパッキンについたカビ取りについて、少し紹介しましょう。

カビ取りで重要なのはカビ落とし剤選びですが、カビ菌を殺すのに適して

いるのはやはり酸性のものでしょう。

しかも、できるだけ濃度の高いものを選びたいのですが、そこで注意しなけ

ればいけないのが2次損害です。

ゴムパッキンなどの近くには、必ずと言っていいほど木材やアルミ材などが

寄り添っています。

木やアルミは酸性薬剤が大の苦手!

なので、スプレータイプのものを塗布すると、対象物以外についてしまい

変色や薬剤焼けしてしまうことあります。

そこで私がお勧めするのは、ジェルタイプのカビ取り剤。(重要ポイント)

これを使用することで、飛散した薬剤2次損害はかなり軽減できます。

・・・でも、ここで安心してはいけません。

それでもついてしまうことがあるので、二つ目の重要ポイントは養生です。

養生なしで作業してもよいとは思いますが、作業中に”あっ!”は

付き物です。

しっかり養生をするに越したことはない!!

面倒くさがらず丁寧に行いましょう。

それでは、少しわかりづらいですが写真をもとに説明していきますね。

これはサッシのガラス押えで使われているゴムパッキンの黒カビです。

こいつお落とすのですが、まずは養生をします。

養生テープをゴムパッキンに沿わせて貼っていきます。

養生をしたら、カビ取り剤を塗っていくのですが・・・

窓枠(木製)とアルミサッシにつくと困るので、綿棒を使って

塗っていきます。(小皿に薬剤を出して塗っていくとやり易いです)

塗り終わったら、ラップをかけて1時間ほど放置します。

(ラップをすることで薬剤の乾燥を防ぎ、臭いもすこーし軽減できます)

1時間後落ちて無いようなら、もう30分・・・

以後、30分おきに確認しましょう。

キレイに落ちました。

落ちた後は、濡れ布巾でしっかりと拭き取ってください!

薬剤が残っていると、薬品焼けを起してしまうことがありますので

注意が必要です。

 

ぜひ試してみて下さいv