- 2021.07.15
掃除に役立つ洗剤の選び方!
皆さんこんにちわ! まごころサポーターの宇佐美です。
今回は・・・日頃のお掃除にに役立つプチ情報をご紹介しましょう。
まず、ご存じの方も多いと思いますが、洗剤には大きく分けて3種類の性質
に分類されます。
それは『酸性』『中性』『アルカリ性』のものです。
それぞれの特徴や得意な汚れ、苦手な汚れがあり、これを知ることで気持ちよく・効率よく
お掃除が進められます。
それでは、それぞれの特徴を紹介しましょう!
【酸性洗剤】
酸性の洗剤はアルカリ性の汚れ落としやニオイ消しに向いています。
アルカリ性の汚れとは水あかや石鹸カスなどが代表的で、アルカリ性のニオイとは
トイレのアンモニア臭などがあります。
※酸性の汚れやニオイには効きません。
店頭で販売している酸性洗剤の例としては、トイレ用洗剤の「サンポール」など
主成分が塩酸でできた威力の強いものや、ナチュラルクリーニングに向いた
マルチに使えるクエン酸などがあげられます。
〈対象汚れの例〉
- トイレ・・・・・尿はね、尿石、水あか、アンモニア臭
- 浴室・・・・・・洗い場の床・椅子・洗面器などの水あか、石けんカス、鏡の水あか
- 台所・・・・・・シンク内の水あか・石鹸カス、蛇口や電気ポットの水あか、魚の生臭さ
- 洗面所・・・・・水あか、石鹸カス
- リビング・・・・たばこのニオイ
【中性洗剤】
中性洗剤のいいところは、効き目が穏やかで素材を傷める心配が少ない点。
また手肌にも比較的やさしいので、普段使いにおすすめです。
中性の汚れをはじめ、軽い酸性汚れやアルカリ性汚れにも使えたりします。
中性洗剤は水洗いできる場所やものであれば、基本的に使用可能。
汚れの原因が分からないときは、まずは中性洗剤で掃除したり、
洗ったりすることをおすすめします。
逆に苦手なのは頑固な汚れ!。
キッチンにこびりついた油汚れや、お風呂場の水垢などです。
中性洗剤は界面活性剤で汚れを浮かして取るので、こびりついて固まった
頑固な汚れにはたちうちできないのです。
無理にこすると素材を傷めてしまう可能性があるので注意しましょう!。
〈対象汚れの例〉
- 机や家具・・・・・・・・食品のカスやほこり、手垢
- 床・・・・・・・・・・・埃や砂、食品のカス、皮脂汚れ
- 壁・・・・・・・・・・・埃やくすみ、手垢
- 食器・・・・・・・・・・油汚れ、食品の汚れ
- 調理家電やエアコン・・・埃、油、食品の汁、手垢
- 扉やドアノブ・・・・・・砂、埃、手垢
- 窓・・・・・・・・・・・砂、埃、手垢
- 洗濯・・・・・・・・・・軽い皮脂汚れ、埃
【アルカリ性洗剤】
アルカリ性の洗剤が効果的なのは酸性の汚れ。
アルカリ性洗剤は触るとヌルッとしているのが特徴で(粉末洗剤は水に溶かすと
ヌルッとします)、主に油汚れを落とすときに使います。
水垢などのアルカリ性汚れに対しては効果を発揮しない(同属性)ので、使用しても汚れを落とせません。
※注意点※
アルカリ性の洗剤はアルミ素材に使うと黒ずんでしまう可能性があります。
また木製品・畳などもシミができたり変色したりするので使用できません。
判断基準として、水洗い・水拭きできないもの、柔らかい素材の床・家具・塗装面にも使用できないので注意しましょう。
〈対象汚れの例〉
- キッチン・・・換気扇やコンロ・グリル・壁の油汚れ、コンロやグリルの焦げ、シンクや排水口のぬめり、生ごみ臭
- お風呂・・・・ぬめり、皮脂汚れ、湯あか
- 洗濯・・・・・血液などのたんぱく汚れ、洗濯槽のカビ
- リビング・・・手垢・タバコのヤニ
色々書きましたが、実は家の汚れの80%は酸性だと言われております。
よって中性やアルカリ性の掃除用洗剤があると、事足りることがほとんどです。
ただし落ちない場所もあるので、その場所のみ酸性洗剤を使い掃除をしてみて下さい。
汚れの性質に合わせて洗剤を使い分けることで、効率良く汚れを落とすことができてしまいます。
是非参考にしてみて下さい。
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