新モデルハウス上棟レポート Vol.2
昨日に引き続き、新モデルハウスの上棟レポートです。
今日は、屋根裏の断熱材をご紹介します。
新モデルハウスの断熱材は『セルロースファイバー』+『ウッドファイバー』になります。
これらをダブル断熱のように重ねて入れるのではなく、壁にはセルロースファイバーで屋根はウッドファイバーを入れます。
▲厚み140mmの木の繊維質の断熱材『ウッドファイバー』です。
写真をよく見てください!
屋根裏は『ウッドファイバー』を二重に重ねて入れています。断熱材だけで約30センチですよ!
次の工程なので、この写真では見えませんが、ウッドファイバーを入れた上にはしっかりと通気層もあります。
ですから、真夏の太陽熱をしっかりと断熱するので寝苦しさもありません。
断熱性能は断熱材の密度と量に比例しますから、これだけの量のウッドファイバーが入っていれば断熱性能は高いと言えます。
『ウッドファイバー』はまだ馴染みがないかもしれません。
そういえば、当社が『セルロースファイバー』を使い始めた頃も誰も知らなかったです・・・・
北海道で育てられた針葉樹を同じく道内の工場で生産しています。
針葉樹を繊維質まで裁断しているので、製品としては新聞紙を裁断して繊維質まで細かくするセルロースファイバーにとても似ています。
紙や木だから万一の火事で燃えやすい?と思うかもしれませんが逆です。燃えにくい素材です。
なぜなら、どちらもかなり細かな繊維質になっているので、断熱材内部に酸素が少ないからです。
ウッドファイバーは表面炭化していますから、そもそも火が付きにくい。
室内側は石膏ボードを張って珪藻土で仕上げるので、勾配天井になります。
天井が斜めになっていて一般的より高くなります。
窓も大きくすれば2階も開放感が出せます。
新モデルハウスの断熱材は『セルロースファイバー』+『ウッドファイバー』です。
性能としても『省エネ等級4』です。
名実ともに“夏涼しく冬暖かい家”が新モデルハウスのコンセプトです!
12月13日(日)に『建築中の“新モデルハウス”現場見学会』を開催します。
『ウッドファイバー』も見ることができます。
『建築中の“新モデルハウス”現場見学会』の詳しい内容はこちら