2015.03.15 Sun

造作家具について

『自然に住もう』代表の村上です。

今日は我が家の造作家具、とりわけキッチン収納を題材にして、ブログを書きます。
我が家は私が間取りを考えました。
キッチンを考えるときに、妻に「どんなキッチンがいい?」と質問して、ここでは書き収まらないほどの要望がありました・・・

その要望の一つに「収納たっぷり」がありました。
そこで、L字型に収納を配置しました。
さらには、食品庫もあるので収納は充分でしょう(たぶん・・・・)。

IMG_3135
▲左に見えるのは大工が造ったキッチン収納で、右が家具職人が造ったキッチン収納です。

大工が造ったキッチン収納には、これから扉と棚がついて完成です。
収納の中は杉を使っています。
収納を開けるたびに、杉の良い香りに妻は癒やされるでしょう!?

右の家具職人が造ったキッチン収納は、3月9日のブログに書いた新潟県上越市で職人が手仕事で造っています!
樹種は栗で、岩手県産です。
化学系接着剤を一切使わずに、膠(にかわ)と米のりを接着剤にして、自然塗料を塗って仕上げています。

キッチン収納に関しては、大工と家具職人が造るものを分けたのですが、左の大工が造った収納の裏側は廊下の壁になり、脇はインターホンや電話機がつくので、家具と考えずに大工が造ることにしました。
それに対して、右のキッチン収納は収納システムなので、家具と考えて家具職人が造ることにしました。
右の収納のように引き出しがある場合は、引き出しと引き出しレールのこともありますから、家具職人が造るほうが無難です。
というように、どういう収納なのかによって大工か家具職人に造らせるかを選ぶ必要があります。
やはり、職人によって得手不得手もあります。
基本的には家具職人のほうが値段は割高になりますが、大工には造れないものや精度の高いものも造れます。

造作家具は意外と値段が張ります。
それでも、家と合わせて無垢で造りたいという方も少なくありません。

私たちは費用面と機能面を考えながら提案しますので、どうぞお気軽に!

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