スケルトン・インフィル
当社の新築住宅『びおハウス』には、いくつかの特徴があります。
今日はその一つ「スケルトン・インフィル」についてお伝えします。
当社の新築住宅『びおハウス』には、いくつかの特徴があります。
今日はその一つ「スケルトン・インフィル」についてお伝えします。
外壁に国産漆喰を塗ることを標準仕様としています。
漆喰は一般的なモルタル系の外壁の塗り壁より汚れにくい特徴があり、それは漆喰の性能である自浄作用が働くことによるものです。
『外壁漆喰』の詳しい内容はこちら
しかし、今日は漆喰のことを書き続けるのではなく、漆喰の下地である『ラス網』について書きます。
あまり、注目されることはありませんがラス網は重要な役割を担っています。
▲外壁漆喰が割れにくいのは、この特殊な『ラス網』を張っているからです。
ラス網を外壁部の全面に張り終えてから、左官職人がモルタルを塗って、仕上げの漆喰を塗ります。
モルタルも漆喰も一般的な外壁材と比べて、素材そのものが硬いので割れやすい・・・
その割れやすさに対応して、当社は一般に使われるラス網とは違う特殊なラス網を張っています。
あまり目に触れることのないラス網を張る作業ですが、当社の新築住宅ではとても重要であります。
このブログで「セルロースファイバー」を頻繁に紹介していますが、今日も書きます。
当社の新築住宅では標準仕様の断熱材です。
リフォームでも使っています。
マンションでの結露対策リフォームにも効果的ですし、一戸建ての寒さ対策として古くなったグラスウールなどの断熱材を撤去して、新たにセルロースファイバーを吹き込むなど様々あります。
セルロースファイバーそのものの写真があれば良いのですが、あいにく手元にありません・・・
当社ホームページ内で詳しく説明しているので、そちらをご覧ください。
『セルロースファイバー』の詳しい内容はこちら
▲このセルロースファイバーのシート張りでも職人の腕の善し悪しが出ます。
セルロースファイバーの吹き込み工事は、一見単純に見えると思います。
私も使いはじめる前はそう思ってました・・・
しかし、すぐにそれは間違いだと気付きました。
昨日は18時から毎月定例の「まごころ職人会ミーティング」を行いました。
他の工務店では「安全衛生・工程会議」と言われていますが、当社では社員職人や専属職人やメーカーなどを含む協力業者を『まごころ職人会』として組織しているため、社内では「まごころ職人会ミーティング」と読んでいます。
職人たちを『まごころ職人会』と呼ぶに至った理由は、技術レベルが高いのは当たり前で物質的なサービス以外もお客様に当たり前のように提供することが地元で地域一番店になった当社の使命だとして、そう呼んでいます。
昨日は、『自然素材の“選び方・見極め方”勉強会』を開催しました。
2組に参加していただき、勉強会がはじまりました。
『自然素材の“選び方・見極め方”勉強会』の詳しい内容はこちら
途中、参加者より質問がありました。
「住みはじめてからセルロースファイバーが家の中に漏れ出してくるのか?」
この質問は最近になって数回受けたことがあります。
どこかのサイトにそう書かれているようです。
『自然に住もう』代表の村上です。
今日は、わが家のタタミについて書きます。
まずは、わが家の和室の写真をご覧ください。
▲タタミの床(とこ)は、千葉県産の藁(わら)を使っているのです!
さっそく子供がジュースをこぼしました!
私の友だちが経営する“畳屋道場”という会社のタタミです。
そもそも、タタミをカタカナで書くな!と怒られそうですが、なんとなくカタカナで行きます!
『畳屋道場』のホームページ
『自然に住もう』代表の村上です。
今日のタイトルは「職人技は大工だけではない!」ですが、当たり前のことです。
新築住宅は、基礎工事からはじまり、大工工事〜電気・設備工事〜左官工事〜外構工事とだいぶ大雑把にあげましたが多数の職人が関わります。
ですから、大工だけが腕が良ければいいというわけにはいかず、すべての職人の技術力が重要であり、実行しています。
(当社の場合は、基礎工事の前に木材の目利き選別があります)
わが家の建築中の写真を見返していたら、タイル職人の工事中写真があったので、今日のタイトルを思いました。
磁器タイルであれば、施工は比較的楽にできますが、わが家の玄関のように天然石を張るとなると職人の技術力が肝心になります。
▲表面がデコボコで大きさも微妙にずれている天然石を上手に仕上げてくれました。
当然なのですが、天然石を張り終えたときの私の感想は「さすがだな〜」でした。
『自然に住もう』代表の村上です。
それでは、昨日の予告どおりのブログを始めます。
昨日は、こういった内容を書きました。
湿気によって、長期間ずっと壁内に結露が溜まりつづけ、柱と土台だけではなく断熱材すら腐食してしまったのです。
それが、だんだん寒くなってしまった原因です。
柱や土台などの木材は、乾燥方法は様々あり良し悪しはありますが、しっかりと乾燥されて住宅に使われます。
一度乾燥した木材が、結露により濡れ続けてしまうと、木材腐朽菌を自ら繁殖させてしまい、写真のように腐ってしまうのです。
正確には、昨日のブログをご覧ください。
『昨日のブログ』はこちら
さて、このリフォームでの経験をどのように新築住宅に活かしているか・・・ですが。