ご存じのとおり、電気代が高くなっています。
わが家の7月分は、昨年とくらべて2000円も高くなっていました。使用量はほとんど変わらないのに。
そこで、今回は「節電のススメ」として、リフォームでできる節電対策を3点紹介します。
まずは、窓です。
夏は窓から熱が入り、冬は窓から逃げていきます。
そのため、窓の性能は節電やエアコンの効きを良くするためにも大切です。
築20年を超えている家の窓はシングルガラス(単板)がほとんどです。今の主流は、ペアガラス(複層)になっています。
このガラスの違いが、エアコンの効きを良くも悪くもします。
「エアコンが効かない。断熱材が入ってないのかも」
お客さまから、このように言われることがあります。
壁面に断熱材を入れるための工事は大がかりになってしまいますが、窓ガラスの交換や内窓の取り付けは、工事日数も少なく、費用も安価になります。
しかし、先日、報道にあったように大手ガラスメーカー2社が10月に最大40%の値上げを発表しました。
窓ガラスのリフォームは、お急ぎください。
つづいて、エアコンです。
やはり猛暑がつづいている現状から考えると、最新とまでいかなくても効率を考えると古すぎない方が良さそうです。
そして、先月のブログに書きましたが、年に一度はエアコンのクリーニングをしてください。
掃除を一年しないだけで25%もの電気代が無駄になったり、エアコンの効きも悪くなるからです。
しかも、清掃をしないとエアコン内部にカビが出てしまい、人体にも悪影響と言われています。
熱中症対策としても、エアコンは重要です。
熱中症が出やすい場所で一番多いのは自宅と言われています。
しかも、寝ているときになってしまうようです。そのため、寝ているときもエアコンをつけたほうが良いと言われています。
最後は、外壁です。
「外よりも家の中のほうがあつい」ということがあると思います。
その原因は、外壁にあるのです。
燦々とかがやく太陽の熱。
外壁とその中に入っている断熱材が、その熱を吸収してしまいます。そして、そこに留まることなく家の中の温度を上げてしまうのです。
その対策として、外壁に「遮熱塗料」を塗ることをおススメします。
屋根ではなく、外壁に塗るのです。熱い空気は下から上に動いていきます。そのため、屋根よりも外壁に塗ったほうが効果的です。
今回は3点、節電対策をご紹介しました。
わかりにくい部分もあるかもしれませんが、興味をお持ちの方はお気軽にご連絡ください。