2015.05.16 Sat

現場まわり-佐倉市 大工工事

『自然に住もう』代表の村上です。

今日は一昨日のブログの続きです。
佐倉市で建築中の新築住宅の現場を紹介します。

こちらの現場では、大工工事とセルロースファイバー吹き込み、屋根板金工事が平行して行われています。
4月26日に『建築中の現場見学会』を開催して、見どころとしては、上棟したばかりの現場にて
“手間ひまかけて天然乾燥させた千葉県産の木材”をご確認いただきました。

そして、同じくこちらの現場で5月31日(日)に『建築中の現場見学会』を開催します。
見どころは、これから断熱材のセルロースファイバーを壁に吹き込んでいきますので、セルロースファイバーがどんなもので、どのような性能を持ち、私たちが独自でセルロースファイバーの効果を最大限に発揮させるために行っている技法をお伝えします。
『建築中の現場見学会(予約制)』の詳しい内容はこちら

最近では、セルロースファイバーを使う工務店が増えています。
しかし、セルロースファイバーをただ単に使うだけでは意味がありません。
では、どう使えばよいか?
それを5月31日の『建築中の現場見学会』でお伝えします。

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▲棟梁が手際よく、部分ごとにしっかりと仕上げています。

当社の特徴は、私が厳選した自然素材と隠れた銘木である千葉県産の桧・杉を天然乾燥させて使っていることです。
しかし、こういった前提を支えてくれているのは、棟梁です。

棟梁、要するに大工は溢れるほどいます。
しかし、どの大工でも仕事を任せられるわけではありません。
最近の一般的な住宅には新建材や集成材、機械乾燥された構造材が使われています。
新建材とは化学石油製品であり、工場で製造加工された大工として扱いやすいものです。
扱いやすいというのは、そこに技術がいらないということにもなります。

私たちの新築住宅では、こうした新建材など一切使っていないということもあり、どうしても現場では大工の技術力に頼る部分があります。
ですから、大工の腕の善し悪しを見極め、長く付き合っていくことを考えています。

大工をはじめ、私の工務店経営をまとめた文章がありますのでご覧ください。
『社長村上よりごあいさつ』はこちら

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▲屋根部分にもセルロースファイバーを吹き込みます。

分かりづらい写真かもしれません・・・
この写真は2階の天井裏で、屋根裏になります。
手前側に規則的に並べられている木組みは、天井下地になりますので、石膏ボードが張られていき天井になっていきます。
そして、珪藻土が塗られていきます。

さらに、上に見える白いシートはセルロースファイバーを吹き込むためのシートです。
シートの内側にセルロースファイバーを吹き込みます。

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▲セルロースファイバーを先行して浴室まわりに吹き込んでいます。

この場所には、システムバスが据えられます。
最近のシステムバスは、それ自体が断熱性が高くなっています。
しかし、基本的には発泡系の断熱材なので、効果が長年持続するかということには疑問があります。
浴室や洗面所が寒いとヒートショックなどの問題を生みます。
毎年、ヒートショックで亡くなる方は交通事故の4倍多いのが実情です。

こういった観点をはじめとして、システムバス自体の断熱性をは別に、システムバスをセルロースファイバーで覆い包み込みます。

セルロースファイバーについては、真剣に新築住宅やリフォームをお考えの方には伝えたいことが多くあります。
ぜひ、次回の『建築中の現場見学会』にお越しください。
長年、セルロースファイバーを使い続けている当社なりの工法と見解をしっかりとお伝えします。
『建築中の現場見学会(予約制)』の詳しい内容はこちら

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