2015.05.28 Thu

はじめて使用した建築材料のご紹介

『自然に住もう』代表の村上です。

今日は、当社ではじめて使用した建築材料をご紹介します。
ご存じの方も多いと思いますが、『省エネ住宅ポイント』が始まっています。
『省エネ住宅ポイント』の詳しい内容はこちら

国土交通省による『省エネ住宅ポイント』のホームページには、下記のように本制度が説明されています。

・自から居住することを目的として、エコ住宅を新築される方とエコリフォームをされる方にポイントを発行します。
・発行されるポイントは新築は1戸あたり30万ポイント、リフォームは1戸あたり上限30万ポイントの範囲で工事等の内容に応じたポイントが発行されます。(耐震改修を伴うエコリフォームの場合1戸あたりの上限は45万ポイント。)
・ポイントが発行されるまでには、「ポイント発行申請」「ポイント交換申請」「完了報告」などの手続きが必要です。(手続きは、発行対象や諸条件により異なります。)

そこで、佐倉市にて建築中の新築住宅では、本制度を利用するという前提での“エコ住宅”にするために、「省エネルギー対策等級4の木造住宅」を適用させるための施工がされています。

IMG_3374
▲セルロースファイバーの内側に、防湿・気密シート「ザバーンBF」(デュポン)を張っています。

あくまでも地域ごとに異なる計算上ですが、佐倉市で当社の住宅仕様で「省エネルギー対策等級4の木造住宅」にするためには、セルロースファイバーの内側に「ザバーンBF」を張る必要があります。

この防湿・気密シート「ザバーンBF」は、以前から機会があれば使ってみたいと思っていました。

「ザバーンBF」は、夏の高い湿度によって起きる逆転結露の心配がなおさら不要になります。
なぜなら、透湿シート並みに透湿抵抗値が低くなり、壁内に溜まってしまった場合に水蒸気を室内側に出してくれ、壁内の高湿化を抑えて結露を防ぎます。
夏は透湿性が高く、冬は防湿性が高くなります。
透湿抵抗が変わるという優れもの・・・なんとも不思議なシートなのです。

とはいえ、今回は『省エネ住宅ポイント』絡みで、「ザバーンBF」を使っています。
当社の新築住宅には、湿気対策は「これでもか!!!」というぐらい充分に行っています。
あくまでも、佐倉市だと「省エネルギー対策等級4の木造住宅」にするためには計算上、「ザバーンBF」を張る必要があるということ。
地元なのに・・・・・
千葉市中央区なら、なにも張らなくても「省エネルギー対策等級4の木造住宅」になるようです。

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