棟梁が渾身の技術でウッドデッキを組み上げています。
『自然に住もう』代表の村上です。
私が新居に引っ越しをして2日目になりました。
昨日の夕方に時間が取れたので、リビングに置くソファを物色しに走りました。
千葉ニュータウンの通り沿いにある3件の家具屋をまわり、買った店はニ◯リです。
青山のソファ専門店にも行きましたが、子供がまだ小さいので汚れることを考えてのニト◯での購入です。
10年後なのか、子供が大きくなってからソファを買い換えるという交換条件がつきました。
ちなみに、リビングに置くテーブルは“木材利用ポイント”を使って選びます。
それはそうと、わが家ではウッドデッキの工事が進んでいます。
お見せする写真は、もったいぶって数日前のものになります。
今は、ウッドデッキの床部分は張り終わっています。
ここにも棟梁の技術力が活かされます。
棟梁が手仕事で刻んで組み上げるウッドデッキは、当社の特徴であります。
ウッドデッキに使う木材は、お馴染みの千葉県産の杉です。
天然乾燥させた杉をそのままウッドデッキに使うのではなく、ウッドロングエコという有害物質を一切含まない木材保護剤を塗っています。
ですから、杉が濃い茶色になっているのですね。
一般的にウッドデッキは、レッドシダーなどの外国材を使ったり、最近では大手建材メーカーの樹脂製を使っているのをよく見かけます。
まず、レッドシダーをウッドデッキに使うと5年はもったとしても10年は持たないでしょう。
レッドシダーは腐りやすいからです。
そして、樹脂製となると長持ちします。
表面は樹脂で鋼製ですから、当然です。
しかし、味気ないですよね・・・・木のぬくもりがぜんぜんありません。
大手ハウスメーカーのプレハブ住宅にはぴったり合いますが・・・・
10年を超えると、太陽の紫外線で劣化してきて表面の樹脂部分が風化していきます。
ウッドデッキを長持ちさせたいなら、わが家で使っている組み合わせをお薦めします。
これは、長持ちします。
20年間はメンテナンス不要と言い切りたいですが、実際は多少のメンテナンスが必要になるかもしれません。
やはり、住宅それぞれの立地条件や環境などによって太陽光・風・雨の当たり方はそれぞれですから、一刀両断で「メンテナンス不要」と言い切ることはできないというのが私の真意です。
これは、当社が使っている建築材料のすべてに言えます。
自然素材や無垢の木を使っていて、メンテナンスが不要と言い切っている住宅会社があるようですが、根拠の無いデタラメで素人同然です。
当然、自然素材などにはメンテナンスがいらない要素はあります。
しかし、住宅は様々な外的影響を受けます。
それが、築20年を超え、30年を超えとなると、過去の経験や実績から分かることや判断できることは私にも当然ありますが、将来を断言することは誰にもできないはずなのです。
建築後、施主様に住宅を引き渡した後も長くお付き合いをさせていただきながら、住宅を見守っていきたいというのが私の考えです。