2015.11.03 Tue
外壁漆喰の下地である『ラス網』について
外壁に国産漆喰を塗ることを標準仕様としています。
漆喰は一般的なモルタル系の外壁の塗り壁より汚れにくい特徴があり、それは漆喰の性能である自浄作用が働くことによるものです。
『外壁漆喰』の詳しい内容はこちら
しかし、今日は漆喰のことを書き続けるのではなく、漆喰の下地である『ラス網』について書きます。
あまり、注目されることはありませんがラス網は重要な役割を担っています。
▲外壁漆喰が割れにくいのは、この特殊な『ラス網』を張っているからです。
ラス網を外壁部の全面に張り終えてから、左官職人がモルタルを塗って、仕上げの漆喰を塗ります。
モルタルも漆喰も一般的な外壁材と比べて、素材そのものが硬いので割れやすい・・・
その割れやすさに対応して、当社は一般に使われるラス網とは違う特殊なラス網を張っています。
あまり目に触れることのないラス網を張る作業ですが、当社の新築住宅ではとても重要であります。
そして、同じ職人で張っているのが、ラス網の下に見える白っぽいシートです。
これを『エアー・パッセージシート』と言います。
▲『エアー・パッセージシート』は防水紙と通気層を兼ねた優れものです。
この画像の右部分に合板がありますが、当社は合板使わないで耐力面材『モイス』になります。
『モイス』に『エアー・パッセージシート』の組合せも当社の新築住宅が長く住めて、夏涼しく冬暖かい理由の一つでもあります。
たくさん予約をいただいてますが、11月15日(日)に開催する『住まい見学バスツアー』では、外壁漆喰はもちろんのこと、『モイス』や『エアー・パッセージシート』のことや、夏涼しく冬暖かい新築住宅の理由まで一通りお伝えします!
『住まい見学バスツアー』はこちら