2016.01.30 Sat
現場まわり-千葉市緑区 大工工事
千葉市緑区にて建築中の新築住宅です。
こちらの現場は、佐倉市寺崎にある新モデルハウスと同じ31.5坪です。
▲耐力面材でありながら、天然鉱物が原料の『モイス』を張っています。
『モイス』は、壁に貼っている白い面材です。
耐力面材を柱や梁などの骨組みに張ることで、壁倍率が2.7倍高まり地震に強くなります。
耐力面材は様々ありますが、モイスのように天然鉱物であることと、高い透湿性を持っているのはモイスのみです。
一般的な耐力面材は、合板やMDFなどを使うため、透湿しにくいのです。
透湿というのは、壁の中に入り込んでしまった湿気を逃がすために必要な機能ですが、ほとんどの合板系耐力面材では湿気を逃がすことができません。
そのため、湿気が壁内に溜まり続けてしまう「壁内結露」を起こし、長期に渡って壁内結露が続くことで、柱や断熱材を腐食させてしまうのです。
日本のように多湿な環境では、湿気対策は住宅の生命線のはずなのに、ほとんどの新築住宅にはいまだに合板系の耐力面材が使われています。
壁面に白く見えるのはモイスの裏側です。
昨日から、自社職人の2人が断熱材の『セルロースファイバー』を吹き込んでいます。
現場とはいえ、室内は寒いですが、セルロースファイバーが吹き終われば、今よりは暖かくなります。
こちらの現場も3月に『完成お披露目会』を開催する予定です。
2月27、28日の『新モデルハウス完成お披露目会』と合わせて参加することで、同じ面積の住宅でも間取りの自由度が高いことが実感できます。
まずは、『新モデルハウス完成お披露目会』からご参加ください!
『“新モデルハウス”完成お披露目会』の詳しい内容はこちら