樹齢60年を超える天然乾燥 千葉杉・桧(ひのき)を使う7つの理由
佐倉市寺崎の新モデルハウスのプレオープンを明後日に控えて、当社の新築住宅の強みであり特徴をお伝えします。
当社は2010年から土台・柱・梁などの構造材に、千葉県産の杉と桧の天然乾燥材を使ってきました。
千葉県産の杉と桧は、他県のそれらよりも天然精油ヒノキチオールが多分に含まれているため、シロアリと湿気に強いのが特徴です。
昭和39年に木材輸入の自由化が始まってから、それまで一般的に使われていた国産木材から安価な外国産の木材が一気に普及し、今でもほとんどの新築住宅に使われています。
今では、国産木材も輸入木材と同じく、機械乾燥されることが当たりまえですが、木材を機械乾燥することにより木材そのものの強度を弱めることになります。
機械乾燥に対して、当社の構造材などの木材は『天然乾燥』させます。
繰り返しになりますが、木材は『天然乾燥』させることにより、木材内に天然精油ヒノキチオールを多く含み残すことが出来るため、シロアリと湿気に対する抵抗力が高くなる。
そして、長く住める住宅になる・・・ということです。
言い換えれば、日本の住宅の平均寿命27年というのは、そもそも使っている材料が粗悪であるという前提もありますが、シロアリと湿気に弱い機械乾燥された木材を使って建てられているからと言えます。
下記は、当社が使う天然乾燥させた千葉県産の杉と桧の特徴です。
① 千葉県内の山々は荒廃している。私たちが地元千葉の木を使い、地元林業家にお金がまわれば、人を雇い、林道の整備が進み、たくさんの木を伐ることができると山は蘇る。地方経済の活性化に繋がる。
②千葉県の多湿気候には、同じ環境で育った地元千葉県の木材が適している。
③国産機械乾燥木材や輸入木材は、湿気に弱く腐食しやすいため、長く住むことができない。
④ 杉や桧の“芯材”を柱に使うことで、構造計算では計れない耐力を持つ。
⑤ 日本に輸入される輸入木材のほとんどはロシアで製材され、22,000kmを超える距離を輸送される。千葉県産材は植林された山まで約100kmでロシアの220分の一の距離。県産材は、運搬燃料の大幅削減により環境負荷を大幅に低減できる。
⑥ 木材を天然乾燥するため、天然精油(ヒノキチオール)が木材の中に多く残る。そのため、柱や土台・梁などがシロアリと湿気にも強い。高温乾燥(強制機械乾燥)の問題点である『内部割れ』(木の内部がビスケット状に脆くなる)が起きないため、粘り強く“ねじれ力”に優れる。
⑦木材を契約製材所から直接仕入れているので安価で提供できる。
当社は、千葉県産の木材を普及するため、今まで『ちば山体験バスツアー』や『長く住める住宅に使う“木材の選び方・見極め方”勉強会』を開催してきました。
そして、この千葉県産の木材を使った新モデルハウスが佐倉市寺崎にて完成します。
『新モデルハウス完成お披露目会』は、2月21日(日)に招待制のプレオープンとなり、2月27日(土)28日(日)にグランドオープンとなります。
ご興味お持ちの方は、ぜひご来場ください。
『“新モデルハウス”完成お披露目会』の詳しい内容はこちら