先週土曜日に上棟した市原市の新築住宅の現場は、断熱材のセルロースファイバー吹込み工事が終わっています。
当社の新築住宅では、セルロースファイバーが標準仕様です。

▲壁面には「セルロースファイバー」、屋根面には木の繊維の断熱材「ウッドファイバー」

セルロースファイバーは、リフォームでも使うことが良くあります。
戸建て、マンション問わず使います。

リフォームをお考えの方、結露が多くカビが出ている場合、断熱材をセルロースファイバーに入れ替えると効果的です。
そもそも木造住宅のほとんどにはグラスウールという断熱材が使われていて、築１０年を過ぎるとグラスウールが壁内で起きる結露により腐食して断熱性能がなくなっていきます。
問題は、グラスウール自体の断熱性能の低さと壁内で起きる結露にあります。

それに対して、セルロースファイバーは断熱性能が高い。
具体的にはこのページをご覧ください。私が解説しています。

そして、当社の新築住宅には壁内の結露が起きる可能性が低い。
万一、起きたとしても溜まり続けないためのメカニズムがあります。

リフォームをお考えのお客様から実際に言われたことが何度かありますが、「新築の時は家の中は暖かかったけど、だんだん寒くなってきた」ということの要因の一つに、先に述べた壁内結露と断熱材の腐食ということがあるのです。

ということで、当社の新築住宅にはセルロースファイバーを使っています。
リフォームにも使います。
リフォームの場合、単に断熱材を入れ替えれば良いわけではありませんが・・・・