2017.07.03 Mon
Charles Ormond Eames, Jr
3ヶ月に一度のノルマにしている出張から帰りました。
先週末、ご案内していたBESPOKE – Free design housingの『完成見学会』が高松設計事務所の主催で開催されました。
見学会場は、高松設計事務所が設計担当をし、当社が施工をしました。
▲ネスターマーティンの前にイームズのラウンジチェアとオットマン
ハーマンミラー社の正規品のラウンジチェアとオットマンの存在感は圧倒的です。
リプロダクトに腰掛けたことはありますが、やはり正規品の座り心地は・・・・・・
薪ストーブの熱でレザーを焦がさないように!
最近、置物として無性に欲しくなっている柳宗理のバタフライスツールは、チャールズイームズの成形合板との出会いがきっかけでできたというのはインテリア好きなら誰もが知る話です。
私は無垢派です。
お客様に無垢の良さや特徴などを伝えるのも仕事ですから、知識として深く持っていますが、本当は無垢が好きということに理屈はありません。
しかし、合板を多用するイームズの作品は合板といえ別格です。
ウェグナーやヤコブセンなども好き、要するにミーハーなのでしょう・・・・
無垢は使い込んで時が経つほど美しいアンティークになります。
現代の合板ではなりません。
しかし、ミッドセンチュリー期の巨匠が作った家具には合板が多用されていますが、アンティークにもなっています。
ヴィンテージですね・・・・
長く愛され、長く使え、長く住める。
この意味では、無垢派の私がイームズ好きというのも一貫しています。