2015.03.26 Thu

現場まわり-佐倉市 基礎工事

『自然に住もう』代表の村上です。

今日は、佐倉市にて建築中の新築住宅の現場を紹介します。

こちらの現場は、基礎の立ち上がり部分に型枠を組んで、コンクリートを流し込み終えています。
現在は、養生といってコンクリートがしっかりと固まるように写真の状態で一定期間そのままです。

IMG_3175
▲住宅を支える基礎だからこそ、時間をかけて頑丈に工事をしています。

最近は暖かくなってきたとはいえ、夏と比べればコンクリートが固まる時間は長くかかります。
しっかりと養生して固まるのを待つのが今のこちらの現場です。

立ち上がっている基礎の幅が150mmになっています。
こちらの現場は、4月13日に建て方工事で上棟を予定しています。
その数日前に、土台を大工がこの基礎の上に敷くことになります。

土台は、千葉県産の天然乾燥させた桧(ひのき)です。
桧を天然乾燥させる理由は、ヒノキチオールという天然精油を乾燥させないためです。
この天然精油は、桧・ヒバ・杉という針葉樹に含まれています。

その昔、「青森ヒバで家を建てれば長く住める」と言われてきました。
なぜ、青森ヒバが長く住める家になるのか?
それは、青森ヒバには桧や杉よりもたくさん天然精油が含まれているからです。
この天然精油が湿気とシロアリに強力なので、木がダメージを受けないのです!
今は高価すぎて青森ヒバは手が届きませんが、天然精油の湿気やシロアリへの強力さは証明されています。
ですから、当社では天然乾燥にこだわっています。

しかし、いまだに主流は強制機械乾燥です。
杉や桧は生きている時に含水率140〜160%あります。
その含水率をわずかな時間で25%まで強制的に乾燥させていくので杉や桧の個体細胞が死んでしまいます。
天然精油も乾ききってしまいます。
個体細胞が死に、天然精油がなくなった杉や桧は、湿気とシロアリを寄せ付けやすくなります。
それを寄せ付けないために、強力な薬剤を杉や桧に塗ることになるのですが、強力であるがゆえに有害です。
子供たちが安心して暮らせる「健康住宅」とは、ほど遠い家になってしまいます。

こういった内容をもっと詳しく知りたい方は、ぜひ今日紹介した住宅にて開催する『建築中の現場見学会』にご来場ください。
私がしっかりと説明をさせていただきます。
『建築中の現場見学会』の詳しい内容はこちら

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