2015.03.30 Mon

『建築中の現場見学会』終了レポート

『自然に住もう』代表の村上です。

昨日は、1日限りの『建築中の現場見学会』でした。
今回の見学会の見どころは、珪藻土と漆喰の仕上がりです。
左官職人の技術力によって、調湿力やメンテナンス頻度に差がつく理由を公開します。
ということで、実際に当社自慢の左官職人が珪藻土を塗っている様子を間近で見ていただきました。

他にも、会場になった住宅の間取りの解説や、これも自慢ですが千葉県産の天然乾燥させた杉や桧についても話させていただきました。
振り返ってみると、自慢話ばかり・・・・いいのかこれで!と思いますが社長の私が「これだけは妥協できない!」ってことを、どうしてもお客様に伝えたくなってしまいます。
なぜなら、家族が健康で長く暮らすためには当社の家づくり方法が基準である!いう考えがあるからです。
これは、自慢ではなく自信です!

DSCN0260 のコピー
▲熱心に家づくりをお考えの方にご参加いただきました。

今回もありがとうございました。
毎回、予約制で開催しているので時間をかけてゆっくりと見学していただくようにしています。

『建築中の現場見学会』だと、なにをどう見てよいか分からないと思う方も多いと思いますが、私たち造り手としては、建築中だからこそ見ていただきたい部分がたくさんあります。
それは、私たち造り手のこだわっている部分であり、創作だとも思います。

最近では、大工をはじめとする職人の技術力が落ちました。
正確に言うと、家づくりに職人の技術が不要になったのです。
プレカット工法からはじまり、部材や材料そのものの技術革新が進むことで職人の技量に頼らずに家を建てることができるようになりました。
その証拠に、新築住宅の工事期間が一段と短くなり、産業廃棄物が減り(このことだけで見ると良いことですが・・)、部材・材料メーカーの設備投資ばかりが新聞等で取り上げられます。
これは、「日本の経済成長」のためには、仕方がないことです。
こうでなければ、日本の明日は無いのでしょう。

しかし、家づくりの現場では職人が減っています。
職人の高齢化や技術力不要の現場、これらが原因でしょう。

嘆いてはいられません。
私は、これからも今までどおり自慢の家づくりを続けていきます。

話しが変わります!
来月は、ところ変わって佐倉市にて『建築中の現場見学会』を開催します。
見学会の10日ほど前に建て方工事を行い、上棟をする現場です。
住宅の骨組みの全貌が見えるという迫力ある見学会ですので、ぜひご来場ください!
『建築中の現場見学会』の詳しい内容はこちら

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