現場まわり-成田市 珪藻土塗り
『自然に住もう』代表の村上です。
現場まわりと言っても、我が家なので“まわる”という感じでもありません。
出張がないときは、ほぼ毎朝6時頃に見に行きます。
最近は、左官工事が始まり、珪藻土や漆喰を塗っているので今までよりも住宅内が湿っぽくなります。
昨日は日曜日で、工事が休みですから窓が閉めっきりになるので、湿っぽい空気を換気するために朝は窓を開けに行ってます。
▲右の壁は珪藻土が塗り終わり、左は珪藻土を塗る前の下地処理をした状態です。
塗られている珪藻土は「フラッシュクリーン」です。
数日前のブログで紹介しましたが、初めて使う「フラッシュクリーン」という珪藻土を我が家の寝室に使っています。
『珪藻土“フラッシュクリーン”』についてのブログはこちら
最近はだいぶ暖かくなってきました。
でも、珪藻土が完全に乾き切るには3〜4日かかっています。
真夏なら1日経たずに乾きますが、現場内の湿気がとても高くなるので換気が必要です。
換気しないと、いきなりカビが発生します。
この時点でカビが発生したら・・・もう塗り替えるしかありません。
珪藻土や漆喰を塗るのに適している季節というのは特にありませんが、それぞれの季節にそれなりの注意が必要です。
これも私たちが長年、自然素材や無垢の木を扱いながら経験してきたことです。
珪藻土や漆喰には化学系接着剤が含まれていないものを当社は使うので、化学系接着剤が含まれている珪藻土や一般的に使われるクロスと比べると壁面にひび割れが起きやすいです。
でも、それらの下地になる石膏ボードの貼り方によっては、ひび割れをしにくくすることもできます。
これも、私たちの経験がなせることです。
こういった工事が終わった後には、分からないとか見えなくなる部分をお見せするのが、私たちの『建築中の現場見学会』です。
今月は、住宅を支える骨組み・構造材の全貌が見れる見学会です。
ぜひ、見てください。
これから新築住宅を建てる方にとって、どうせ分からないから・・・と思っても、それでもご自身の目で確認することは重要です。
そして、私たちはプロとして、真剣に新築住宅をお考えの方のために、できる限り分かりやすい説明をさせていただきます。